外付けリムーバブルHDDケース 投稿者:くろくま 投稿日:2012/07/02(Mon) 07:53 No.3582 2年半近く前にアウトレットで購入した、外付けリムーバブルHDDケースの電源が壊れてしまいました。 そこで、これを機会に、電源内蔵の強制空冷式HDDケースをLubic化し、電源外付けの自然空冷式ケースに作り変えてみました。 元になったHDDケースは、 RATOC SA-DK5ES-PE↓です。 http://www.ratocsystems.com/products/subpage/sadk5espe.html アルミ製の薄いケースなので、HDDのシーク音が太鼓みたいに響く事があって、ケースとしての使い心地は、いまひとつです。 SA-DK5ESを使う前には、 RATOC SA-DK2EU↓とか、 http://www.ratocsystems.com/products/subpage/sadk2eu.html RATOC SA-IFKU2AF↓とかを使用していたのですが、 http://www.ratocsystems.com/products/subpage/saifku2af.html どうも、電源が弱い気がしていました。 同じメーカーでも、 RATOC SA-DK1EU↓は、 http://www.ratocsystems.com/products/subpage/sadk1eu.html 安定して動いていたのですが…。 そんな訳で、SA-DK5ESを購入して間もない頃に、HDDケースの電源を剛力2プラグインに交換して、使用していたんですよね。 その際、汎用のATX電源が使えるように、電源スイッチも Ainex KM-03 に交換しました。 また、冷却ファンは静音タイプに交換したうえ、そのファンを、剛力2プラグインの電源連動ファンコネクタに接続する事によって、静音化して使っていました。 今回は、剛力2プラグインの電源ファンが壊れたわけではなく、また、HDDが起動しなくなったという程でも無いのですが、繋いだHDDが片っ端から壊れてきたうえ、同じ剛力2プラグインを使用している他のPCでも既に、同様な症状が起きていたので、電源の劣化と判断した次第です。 添付:3582.jpg (102KB) Re: 外付けリムーバブルHDDケース (2) - くろくま 2012/07/02(Mon) 07:59 No.3583
左側面です。 側面後方には、 タミヤのユニバーサルプレートL 210×160mm http://www.amazon.co.jp/dp/B001VZHRYK/ を片面当たり2枚、切断しないで無加工のまま、使用しています。 5インチベイに入れているリムーバブルHDDフレームに、上下2段のネジ穴がある事を利用して、中央の3段目のリムーバブルフレームのところに、2枚のユニバーサルプレートの境がくるようにしています。 つまり、3段目上側のネジ穴に1枚目のプレートを、下側のネジ穴に2枚目のプレートをネジ止めしています。 5インチベイ前部のネジと後部のネジの間隔は、5mmの倍数ではないので、1枚のユニバーサルプレートでネジ止めする事は出来ません。 そこで、前部は別パーツの ユニバーサルプレート 2枚セット (70157) http://www.amazon.co.jp/dp/B001VZHRXG/ を使ってネジ止めしています。 こちらのプレートには、妙な突起があるので、その突起を折り取り、カッターナイフでバリを取った後は、切断せず無加工のまま、ネジ止めしています。 こちらもやっぱり、中央の3段目のリムーバブルフレームのところで、2枚のプレートが繋がるようにしています。 Re: 外付けリムーバブルHDDケース (3) - くろくま 2012/07/02(Mon) 08:02 No.3584 背面です。 電源は、PC本体のプラグイン電源から取るようにしました。こうすれば、電源を内蔵させるスペースが必要ありませんし、電力効率も上がると思います。 また、電源LEDとか、電源スイッチの工作をする必要もありませんし、PC本体との電源の連動も、気にする必要がありません。 PC本体のプラグイン電源に繋ぐSATA電源ケーブルには、 コンデンサ内蔵分岐ケーブル↓を繋ぎます。 http://www.amazon.co.jp/dp/B005J2Y41U/ このコンデンサ内蔵ケーブルは、HDDの安定動作のためには、非常に重要です。 そこから、 SATA電源→4ピン変換ケーブル↓等を介して、 http://www.amazon.co.jp/dp/B0012FWD6Q/ 5つあるリムーバブルフレームと、最下段のeSATAポート付きポートマルチプライヤの基板に電源を供給します。 背面下部には、192mmフレームが2本、重なって設置されていますが、フレームの組み換えの名残りで、別に、2本重ねて設置する必要はありません。 Re: 外付けリムーバブルHDDケース (4) - くろくま 2012/07/02(Mon) 08:08 No.3585 前面には、アクリルパネルの ACMB-AO を差し込む事が出来るようにしました。 アルミ製リムーバブルHDDトレイの前面には吸気口があるのですが、そこから漏れるHDDの駆動音の高音域を、多少、抑える事が出来ると思います。 写真では、アクリルパネルの保護フィルムを剥がしていませんが、きちんと剥がしておけば、各リムーバブルフレームの電源LEDや、アクセスLED、HDDトレイに貼ったラベルを、それぞれ確認可能になります。 現時点では、まだ天板や底板を付けていませんが、プラスチック板を適切な大きさに切断すれば、Lubicフレームの溝に、はめ込む事が可能です。 上に付いている MF-DX は、一時的に上下を反転して、配線の確認をするために付けたのですが、完成した後に付けたままにしておく必要は、ありません。 まあ、見た目のアクセントとして付けておくというのも、ありかと思います。 あるいは、前面上部のMF-DXをコーナー部分へ移動させて、怪我の防止用を兼ねるという手も、ありますね。 (12/07/03 修正) Re: 外付けリムーバブルHDDケース (5) - くろくま 2012/07/02(Mon) 08:12 No.3586 使用した工具の一部です。 鋼尺は、手持ちのものを流用しましたが、比較的安価に入手可能です。 http://www.amazon.co.jp/dp/B000ALF4KU/ この中にある、通常より長めのドライバーは、今回の作例では、必要不可欠な道具です。 また、オフセットラチェットドライバーは、一見必要が無いと思えるような箇所でも、必要になる事があります。 Lubicの製作では、最後の段階になるまで、ネジ止めをしたくない箇所が多々あるのですが、そのネジ止めをしていない状態では、工作物を動かす事が困難です。 実際には、スライドを差し込んだり、ネジ止めをしたりする都合で、工作物の向きを変えたり、裏返したりする事が多いのですが、ねじ止めをしていない状態で動かすと、せっかく差し込んだスライドが外れてしまったりするので、再び差し込み直すのに、無駄に時間と体力を消費してしまいます。 特にSSM4は、死ぬほど差し込みにくいですし…。 またDSM3は、あくまで、完成した工作物に対して、新たにネジ止めする目的で作られています。 未完成の、不安定な状態では、ネジ止めしてあったとしても、(加わる力の向きによっては)外れてしまいやすい気がします。 オフセットドライバーがあれば、工作物を動かさずに済む訳ではないのですが、無いよりはましです。 出来れば、写真のものよりも、さらに小型のドライバーも欲しいところです。 (12/07/03 修正) Re: 外付けリムーバブルHDDケース (6) - くろくま 2012/07/02(Mon) 08:15 No.3587 通常より長めのマグネットドライバーの、柄の部分です。 プラスドライバーマグネット付き S-6300-250 http://www.amazon.co.jp/dp/B001NDMH1I/ プラスドライバーマグネット付き S-6300-150 http://www.amazon.co.jp/dp/B001NDMH18/ Re: 外付けリムーバブルHDDケース (7) - くろくま 2012/07/02(Mon) 08:19 No.3588 ドライバーの使用例です。 ケースの内側に対して、反対側からマグネットドライバーを挿入してネジ止めします。 マグネットを使って、ネジをドライバー先端にくっつける事が出来るので、狭い場所でも、ネジの取り付けや取り外しが可能になります。 また、長さがあるので、多少斜めの角度からネジ止めしなければならない場合でも、グリップ部分が邪魔になる事がありません。 |
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