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■手書き入力デバイスについて
手書きで書いた文字やイラストをパソコンに取り込む製品には色々なものがあります。
もっともポピュラーな製品は「タブレット」ですが、その他にも個性的な製品がたくさんあります。

このページでは代表的な手書き入力デバイスの特徴をご紹介します。
◆デジタルペン(電子ペン)やデジタルノートは大きく分けて、次のような3つの認識方法があります。

ドットパターン認識方式 ペン先についているカメラ専用紙に書かれた手書きの筆跡を読み取ります。
電磁誘導方式 専用ボード上の磁界にデジタルペンで記入した手書きの筆跡を記録します。
超音波方式 ペン先端から発信される赤外線超音波をユニットのセンサーが受信し筆跡を記憶します。
 

■手書き入力デバイスの紹介

ドットパターン認識方式
ドットパターンを印刷した専用紙に書いた手書きの筆跡を、デジタルペンの先端についているカメラで読み取り、書かれているデータをメモリに蓄積し、後でまとめてパソコンやサーバーに送信して利用します。

代表的な製品:アノトペン

利点
紙とペン以外は何もいらない。位置情報などの精度が非常に良い。
欠点
専用紙が必要。年間のライセンス費が必要。

電磁誘導方式
デジタルノートの表面に作った磁界の中を電子ペンが動くとペンに内蔵されたコイルに電気が流れ、その電気を用いてペンの作る誘導信号を記録します。
パソコンに接続してタブレットとしても使える製品が多くあります。

代表的な製品:Technote、手書きPAD

利点
環境やノイズ等に強くデバイスの安定性が高い。どんな紙でも使える。
欠点
専用のボード(デジタルノート)が必要(携帯性が良くない)。

超音波方式
ペン先から超音波と赤外線が発信され、メモリを搭載した受信ユニットが筆跡情報を記憶する仕組みです。
パソコンに接続してタブレットとしても使える製品が多くあります。

代表的な製品:AirPen、MV-Pen

利点
価格が安い。小型クリップとペンなので携帯性に優れている。
欠点
環境やノイズに弱い。位置情報の精度が低い。
 

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